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『IP展開本格スタート』

今年2月に発表した3ヶ年経営計画の目玉でもある「IP展開」が本格スタートしました。弊社原作のコンテンツで続々と映像化が決定しています。

年内は10月からTVドラマが2本スタート。そして2026年は映画化4本、TVアニメ化1本。翌年2027年は映画化4本、TVアニメ化2本、ドラマ1本を予定しております。さらに、2027年以降分でも数作品が現在交渉中ですので、毎年コンスタントに弊社IPの映像化が続きそうです。

映画化・ドラマ化作品は、スターツ出版文庫やBeLuck文庫、単行本が原作で、10代〜20代のZ世代向けのものがほとんどです。TVアニメ化作品の原作は、男性向け異世界ファンタジーレーベル「グラストCOMICS」や電子コミック雑誌noicomiといったヒットレーベルの中のヒット作品で、どの作品も、全国の書店や電子書店で、「映像化原作」として大きく展開される予定です。

また、上映前からティザー動画がネット上で広まり始め、SNSによる拡散も期待されます。このSNSの効果が最も大きく、今まで書店に行ったことのないZ世代の若者が、SNSを見て原作を知り、書店に足をのばし、本を読んだ感想をSNSに投稿するといったバイラル効果も期待できます。

この10月から始まるTVドラマ「すべての恋が終わるとしても」は、シリーズ60万部の大ヒット作品で、ショートストーリーの中から8作がドラマとなります。放送は10月12日スタート、毎週日曜日夜10時15分からです。

もう一作は、昨年末に創刊した青春BLジャンル「BeLuck文庫」の「修学旅行で仲良くないグループに入りました」です。10月18日より毎週土曜日深夜に放送。どちらもドラマのティザー動画がネットでも配信されていますので、ぜひご覧ください。Z世代に人気のキャストが登場しています。

そしてシリーズ累計170万部を超えた「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」も映画化決定。主人公が戦中から現代に戻ってきた後の物語です。

また、シリーズ累計580万部を超えた「鬼の花嫁」もアニメ化が決まり、メインキャストは大人気声優の早見沙織さんと梅原裕一郎さんに決定しました。

弊社初の男性向け異世界ファンタジーレーベル「グラストCOMICS」の人気作品「不運からの最強男」もTVアニメ化が決定。TVアニメが毎週放映されることで、書店や電子書店での認知が一気に高まります。

年末にかけて、さらにコンテンツのレパートリーを増やすべく、新たな創刊レーベルも立ち上げていきます。10月創刊のオズブランドを書籍化するコミックエッセイ&エッセイ「OZbooks/OZcomics」、11月から電子創刊の少年コミック「コミックゼライズ」、12月に電子創刊予定の青春BLジャンル「BeLuckコミック」(これらは翌年から紙でも発刊予定)と、これから年末にかけて、そして来年以降もお祭りが続きそうな勢いです。

出版業界は引き続き厳しい情勢が続いていますが、右肩下がりの出版市場に抗うべく「イノベーションで次なる未来を!」をスローガンに邁進してまいります。

スターツ出版株式会社
代表取締役社長 菊地 修一

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