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おでかけ需要、急回復

レストラン・トラベル・ビューティ予約ができる「OZのプレミアム予約」が急回復してきました。4月の予約組数は前年比144% (3月は121%)に改善しました。中でも主力のレストラン予約は4月前年比164%(3月は131%)と、好調だった2019年を上回る勢いです。
2020年春からコロナ禍が続き、おでかけ自粛が長らく続いていました。新型コロナはまだ収まってはいないものの、県民割が始まったり、条件付きで飲食の人数制限が緩和されたりといった行政の取り組みとともに、「そろそろおでかけしたい」「外で美味しいものを食べたい」といった強い消費者のニーズが、春の陽気に後押しされたようです。

特に好調なレストラン予約の内訳を見てみると、平日利用はいまだ低調なものの、週末利用が2019年を大きく上回っています。つまり、会社帰りの飲食はまだそこまで動いてはいないが、週末は恋人や友達、家族で外食をする人が一気に増えていることが読み取れます。また、ランチの単価が上がっていることからも、久しぶりのおでかけで、ちょっとリッチなお食事をする人が増えているようです。
ビューティサロン予約も2019年並みに回復してきました。これも、おでかけにあわせて、おしゃれをしたい人が増えていることが伺えます。法人や大人数での動きはもう少し先のようですが、確実に個人は動き始めています。

一方で、2年間続いた「巣ごもり需要」は、世の中全体で見るとそろそろ減退期に向かっているかもしれません。少しの間回復していた本の売上は、日本出版販売のPOS調査店を対象とした「店頭売上前年比調査」によると、3月の出版物売上が前年89%。残念ながら、18年間続く出版業界の出版物売上の低迷は続いています。
しかし、そんな中でも弊社の書籍コンテンツ事業は、お陰様で好調が加速しています。さらにヒット作品が出ていることで勢いもあります。毎月50作品以上の新作に加え、既存作品の重版も増えています。昨年スタートした男性向けのレーベルも好調で、紙・電子に関わらず、読者を増やしています。

どんな時でもユーザーに寄り添うコンテンツを創ることで、感動をプロデュースする。さらに飛躍するスターツ出版にご注目ください。

スターツ出版株式会社
代表取締役社長 菊地修一

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