トップメッセージ

『文化と笑顔の需要創造』

読書文化を支えること。マスクを外しておでかけをすること。

一見、相反するこの2つを大切にしようと、先日、弊社の社員に投げかけました。

20年ほど続く出版業界のダウントレンドの中、コロナ禍でのおこもり消費が、デジタルネイティブのティーンエイジャーが本を読み始めたきっかけになったと思います。そんな彼らから、弊社の出版物は「生まれて初めて紙の本を読んだ」「めちゃくちゃ泣けた。スターツやばい…」というたくさんの口コミをいただいています。
どんなにデジタルツールが便利になっても、やはり紙の文化はなくならないと思います。
一冊読み切った後の感動が違います。部屋に飾ることができます。そしてまた読み直すこともできます。そうした読書の文化を支えるのは「感動」。
スターツ出版のビジョンは「感動プロデュース企業へ」。本を読まない人が多い、ということは、発想を変えれば、きっかけさえあれば本を読み始める人が増えるということ。
工夫を重ねれば、読書する人は増えてリピーターになってくれます。1人でも多くの読者を増やしていくのは私たち出版社のミッションです。

そして、もうひとつ。新型コロナウイルス感染症対策で必須だったマスク着用について、「3月13日以降、着用は個人の判断に委ねる」という見解を政府が発表いたしました。
この3年間、マスクで表情がわからなくなり、自宅にこもりがちな人が圧倒的に増えました。でも、いつまでもマスクで表情を隠していては楽しい訳がありません。
「オズマガジン」や「オズマガジントリップ」そして「オズモール」。「メトロミニッツ」に「アエルデ」。「東京地域密着」をテーマに、私たちスターツ出版はこの東京で数十年にもわたり、おでかけを楽しむメディアを丁寧に真摯につくり続けてきました。これらのメディアとブランド価値、また「OZのプレミアム予約」など、デジタル技術も駆使したWeb予約サービスを使って、街や旅行におでかけするきっかけを提供することは、弊社のお家芸でもあります。さらに、1400人のインスタグラマーで構成された情報コミュニティ「東京女子部」による情報拡散も可能となりました。
おでかけや旅をするきっかけをたくさんつくって、晴れ晴れとした気分で笑顔になれる人を増やしたい。

「文化と笑顔の需要創造」

この言葉を、「感動プロデュース企業へ」というビジョンとともに、私たちスターツ出版のミッションといたします。

スターツ出版株式会社
代表取締役社長 菊地修一

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