
周囲の協力で仕事と育児を両立し、自分らしいキャリアをめざす
書籍コンテンツ事業部 書籍編集グループ
ベリーズファンタジー・ベリーズファンタジースイート編集長
2016年入社。OZmallプレミアム予約事業部の営業に配属後、2019年、書籍コンテンツ事業部へ異動。ベリーズ文庫編集部、グラストノベル編集部を経て、2025年から現職。
■育休復帰後、すぐに編集長就任で働き方を変える
育休から復帰した半年間は、育児短時間勤務(時短)で働いていました。2025年に編集長就任を打診され、業務も責任も増えることに少し悩んだものの、働き方を工夫してやってみようと考え、女性向け恋愛小説の2レーベルの編集長を担当することに。自分の作品はもちろん、メンバーの作品についてのクオリティ管理の責任が加わりましたが、意外に、実労働時間はそれほど増えてはいません。リモート勤務については、部署、業務内容によって割合が違いますが、私は週2出社で週3は自宅で仕事しています。会議はリモートでも参加できますが、会議が多い曜日を出社日にしています。
■部署横断の意見交換などコミュニケーションが重要
編集業務としては、書籍化作品について著者とのやりとりや校正、表紙デザインなどの編集作業。また自社サイトに投稿された人気作品を読み込み、他社作品や発刊した書籍の売上データなどの分析を行い、読者ニーズを探ります。会議はラインナップの確認からタイトル会議、検証会、売上ランキングをもとにした考察会など多岐にわたります。編集部員だけではなく、出版マーケティンググループや投稿サイトチームなど、部署横断でレーベルの担当メンバーが全員参加。読者目線で意見を言い合います。
■お迎えで早く帰宅、子どもが寝た後に家でできる仕事を行う
出社時間は時短の時と同様、始業より少し早い8:45、子どものお迎えに間に合う17:00までに退勤しています。そこから家族との時間を過ごし、子どもが寝た21時くらいから原稿を読んだり、企画を考えたりします。書籍編集は、フレックスタイム制度が導入されているため、夜に仕事をした場合は、翌朝少し遅く出勤するなど調整が可能。また、リモート勤務で通勤時間がショートカットできる日もあります。スターツ出版は育児中の社員が多く、書籍コンテンツ事業部は、編集長を含めて子どもが小さい女性社員が多いので、お互いに情報交換できるのもありがたいなと思っています。
■仕事はひとりで抱え込まない。周囲の人が協力してくれる
業務の割合は、編集業務約5割、会議が約5割。いちばん大事にしているのはメンバーの育成です。みんな優秀なので、むしろ教わることも多く、私からはユーザー視点で作品を作るコツや考え方を伝えています。細かい指示出しはしなくとも、メンバーの判断軸が育ち、自律的に成長するスピードが上がることを期待しています。自分がメンバーだったときは、仕事を抱え込み、すべて自分でやらなくちゃ、と思い込んでいましたが、データ分析などは他のメンバーにお願いして、時間をうまく使い、周囲の人たちと協力し合って仕事をしています。
■ある日のスケジュール

■仕事の割合
