
たんなる情報サイトではなく、ユーザーに寄り添うメディアを作っていきたい
コンテンツマーケティンググループ ビューティチーム
2021年入社。文系出身、サークルでは地域活性イベントの企画や協賛金営業を担当。最初の配属はOZmallのヘアサロン営業で、2022年に異動、ビューティ領域のWebディレクターとしてUIUXの改善を担当。
■UIUXの担当といわれて、最初はイメージできなかった
入社時の配属はビューティサロンの営業。2年目に異動、ビューティ領域のWebディレクターを担当しています。記事制作に興味があったので、Web編集への異動は希望していたのですが、UIUXを担当するWebディレクターといわれて、最初は何をするのかイメージできませんでした。OZmallのWeb編集の役割は、認知を上げる特集記事、検索結果で記事が上位掲載されるSEOといった施策で、ユーザーを増やすための施策を行います。Webディレクターは、サイトを訪問したユーザーの予約数増加、ユーザーインターフェイスの向上、注力するサービスへの導線強化、追加するコンテンツや既存コンテンツの修正など、さまざまな役割を期待されていました。
■情報の羅列ではなく、店舗の強みやヘアスタイルの詳細を紹介
印象深い仕事は、ヘアカタログ画面の改修です。ヘアカタログは、他社サイトでも人気の企画で、OZmallでもたくさんの方が見てくださるのですが、予約につながらず離脱してしまうのが課題でした。そこで、たんに写真を並べるのではなく、店舗の強みやヘアスタイルの詳細をいれたり、現在では「ミルクティーベージュカラー」「ショートボブ」など、なりたい髪型別に得意なヘアサロンを選べるヘアカタログにバージョンアップさせ、実際に予約につながる改修ができました。

■なりたいイメージやお悩みテーマから選べる画面を強化
仕事では、つねに「ユーザーは何がうれしくて、何に不都合を感じるか」を意識しています。ビューティサロンやリラクサロンは施術名が難しく、たとえば「ロミロミ」「ラジオ波」「アーユルヴェーダ」と記述しても、何が違うのかぱっとはわかりません。そのため、「顔のむくみ」「頭皮のこり」「目の疲れ」など、体の悩みからプランを探すことができる導線を強化しています。そうした改修は「仮説」からスタートし、データで検証し、効果が弱ければ、再度仮説を立てる、その繰り返しです。
■難易度や影響力を加味して優先順位をつける
Webディレクター業務は、デザイナーやエンジニアなどたくさんの方がかかわってくるため、コミュニケーション力と段取力が求められます。営業や編集から「こういう改修をしたい」という要望をたくさんもらうのですが、難易度や影響力を加味して優先順位をつけなければなりません。また、改修して終了ではなく、そこからどれだけ予約が増えたか、何がその要因か、改善すべき点は何かの仮説を立て、検証するPDCAサイクルを常に回す必要があります。感覚だけではなく、データで検証していくので、マーケティングの知識は必須となります。
■ユーザーにとって自分の気持ちに寄り添うメディアでありたい
文系出身なので、Webに関する知識はなく、異動直後は先輩に教わりながら、社外のWebディレクター講座に通わせてもらっていました。IT分野は本当に進化が早く、またユーザーにインタビューするなどリアルマーケティングの視点も重要。自分から学びに行く姿勢がないと成長できない部分がありますが、自分が営業だったとき感じていた課題を改善できることがうれしいです。OZmallがただの予約サイトではなく、ユーザーにとって自分の気持ちに寄り添うメディアだと感じてもらえるよう取組んでいきたいと考えています。

ユーザーテストであがった課題点を元に、リラクサービスの検索パネルを改修しました。ユーザーの操作をみて、使いづらい機能がないか定期的に調査しています。ぱっと見て分かりやすいデザインに変更したのと同時に、よく使用されている絞り込み項目を上に配置することで工夫しました。離脱率が下がったのと同時に、サロンへの予約率改善にも繋がりました。
■ある日のスケジュール
