価格以上に、「ホテルで過ごす時間の満足」を提供したい
2021年中途入社 プレミアム予約事業部 トラベル事業推進グループ
■観光ではなく「ホテルそのものを目的とした宿泊」を提案
OZmall(オズモール)のトラベル領域の企画営業として、主に首都圏シティホテルへのコンサルティング提案を行っています。ホテルの宿泊予約は、低価格で予約できるサイトがよく知られていますが、OZmallは価格以上に「ホテルで過ごす時間の満足」を提供することを意識しています。たとえば「朝食つきプラン」についても、文字だけではなくメニューやおすすめの料理を写真付きで紹介したり、窓からの眺望も「向きによって何が見えるのか」をできるだけ丁寧に掲載するなど、ユーザーが知りたい細かなポイントにこだわって記事を制作しています。コロナ禍以降、ひとりでワーケーションに利用するユーザーも増えており、観光ではなく「ホテルそのものを目的とした宿泊提案」も意識しています。
■日々変化する「宿泊業界」に対応し、企画を考える
とくにOZmallが得意としているのが「プロポーズプラン」です。ホテルのチャペルを貸切り、スイートルームのルームサービスでホールケーキやシャンパン、バラの花を提供するとびきり豪華なプランです。かなり高価であるにもかかわらず、毎日コンスタントに予約が入るホテルもあるほど。ホテル側も通常の宿泊よりおもてなしに神経を使う場面が多いのですが、ユーザーの「特別な日」のお役に立てる、と喜んでいただけています。
コロナ禍を経て、現在はインバウンド需要で予約がとりにくくなるなど、宿泊業界は日々変化しています。そんな中でOZmallは出版社が運営しているサイトという強みを活かした取り組みを行っています。たとえば雑誌『オズマガジン』がインバウンド向けに制作した「銀座バイリンガルマップ」に、街のランドマークであるホテルを掲載してもらうコラボ企画を実施。またオズレポーターズというインスタグラマーコミュニティの座談会で、ベッドで朝食をいただける「新しい女子会宿泊プラン」を提案するなど、日々新しい企画を提案しています。
■ユーザーの人生の特別な日の役に立てる喜び
前職は、金融機関の営業職でした。お金で地域を活性化する、という思いで仕事をしていましたが、実際には顧客ファーストではなく利益優先。もどかしい日々でした。そんな中、OZmallに出会い、メディアを通じ、自分のアイデアや働きでユーザーの毎日が楽しくなるようなことを叶えたいと思い、転職しました。スターツ出版は、社員のひとりひとりがユーザー本位でものごとを考え、そのために忌憚なく意見を言い合える環境が素敵だなと思っています。特に宿泊はハレの日に使っていただくことが多いサービス。プロポーズや記念日目的で予約したユーザーからの良いリアクションを見て、自分も誰かの人生にいい影響を及ぼせているのだと嬉しくなっています。
コロナ禍から人気に火が付いたおひとりステイ特集。デートや記念日需要がメインのサイトですがこの特集をきっかけに女性一人の宿泊利用も増加しました。自分も入社後間もないタイミングで経験値が無かったので、とにかくおひとりステイをしまくってユーザー目線を身につけられるよう行動したのもいい思い出です。おひとりステイユーザーは宿泊後の口コミもかなり詳細に記載してくださるので、自分がプランを提案する際の参考にもなっています。