企画営業「レストラン」

コロナ禍、レストランとユーザーを応援する 「おひとりさま貸切DAY」がヒット

2014年入社 OZmall プレミアム予約事業部 レストラン事業推進グループ

■女性ユーザーの利用データを提案に活かす
メディアと広告の仕事に興味があり、スターツ出版を志望。入社以来、OZmallで企画営業を担当しています。ビューティ領域からスタートし、現在はレストラン領域で、ホテル内レストランを担当。ホテル関係者向けに、女性ユーザーのニーズについて、講演を行ったこともあります。レストランはシェフの意見が強く、料理を中心とした紹介になりがちですが、女性ユーザーが求めているのは「食事をどう楽しむか」。味はもちろんのこと、景色や席の雰囲気、料理の盛り付けなど、「どんなシチュエーションが楽しめるか」、シーンで紹介することが大事です。そうした視点で原稿を改善したことで、お店の予約が増えることに、やりがいを感じています。

■コロナ禍での「お店の応援キャンペーン」に事業全体で注力
いま、OZmallが注力しているのがコロナ禍の「お店の応援キャンペーン」です。来店促進のためのクーポンを提供したり、テイクアウト企画など、さまざまな形で苦しい状況にあるお店を応援しています。私がいちばん力を入れたのは「おひとりさま貸切DAY」という企画。OZmallでは、以前から「おひとり様」プランが人気で、とくにコロナ禍の2020年は、ひとり予約の売上げが4倍になっていました。そこで、有名ホテルのバンケットやお店を貸切にして、おひとり様だけが予約できるアフタヌーンティーや、ひとり焼肉のプランを売り出したところ、即日完売となり、キャンセル待ちが100人単位で入り、追加の日程を設定するほどの人気となりました。

■たんにおひとり様プランを作るのではなく、満足度を高める工夫
2021年9月からは定番企画となった「おひとりさま貸切DAY」ですが、実現までのハードルもありました。ユーザーニーズが高いといっても、お店はやはりグループで来てもらえるほうが嬉しいのです。しかも、カップルやグループ用のレイアウトをおひとり様用に変えていただく必要があり、アフタヌーンティーは、一人用にするとやや寂しいビジュアルになってしまうなど課題がありました。そこで、ホテル名物のマンゴープリンを追加していただいたり、たんにおひとり様プランを作るのではなく、より満足度が高いものにするための工夫もしました。お店には、「コロナで友達を誘うのはためらわれるし、こんな状況だからこそ、ひとりで気兼ねなく食事を楽しみたい。そんなユーザーの気持ちに寄り添いましょう」と、私自身の強い思いを伝えたことで、形にできたと考えています。

■若手の「やりたい」を応援する風土
就職活動をしていたころは、漠然と広告の仕事をしたいなぁと思っていましたが、自分の仕事が誰かの喜びにつながっていると実感できるのは、素敵なことだと思います。経営者と対等な立場でお話ができ、悩みをお伺いできる機会はなかなかありません。環境変化が大きい状況だからこそ、新しいチャレンジができるスターツ出版の組織風土を楽しみたいと思っています。

「おひとりさま貸切DAY」の特集記事。ユーザーからの反響が大きく、クチコミでも、「コロナ禍で、お一人様の利用は安心でいいです。気楽でよかったです」というものが多く、2021年9月からはOZmallの定番企画になっています。

TOP