インフラエンジニア

研修中の「失敗」がきっかけで、 インフラエンジニアの重要性にめざめる

2017年入社 システム開発部 基幹グループ

■大学時代はデザインに興味があった
大学時代はデザインに興味があり、コマーシャルデザインの実践として、店舗のロゴを制作、商用化もしていました。卒業研究では、ユニバーサルデザインを取り入れた信号機の制作にチャレンジ。たくさんの信号機を地道に撮影して研究し、色覚多様性を持つ人向けに、視認性を向上させた信号機を制作し、優秀賞をもらいました。
自分が作ったものを「ユーザーに使ってほしい」という思いがあり、就職活動では、自社メディアを通じてものづくりにかかわることができ、かつコンテンツを通じてデザインを意識できる会社を探していました。エンジニアを目指していましたが、自分に技術者としての基礎知識が足りない自覚があったので、さまざまなことに自分の意思でチャレンジできるスターツ出版に魅力を感じました。WEBと雑誌のクオリティが高いのも、決め手のひとつでした。

■サーバーをダウンさせてしまい、インフラの重要性を意識
入社直後は、デザインにかかわるフロントエンドエンジニアやUIUXデザイナーにも興味がありましたが、現在のインフラエンジニアに進路を決めたのは、「失敗」がきっかけです。当時、研修でサーバーアプリケーションのログ解析をしていたのですが、うっかりコアとなるファイルをいじってしまい、サーバーをダウンさせてしまったのです。幸い、先輩がしっかりバックアップを取ってくれていたため、サービスそのものには影響は出ませんでしたが、先輩とサーバーセンターで復旧作業を行うなど、相当な迷惑をかけてしまいました。その時、今まで動いて当たり前だと思っていたサーバーの重要性を意識し、水道と同様、普段は使えて当たり前だけれど、万が一壊れたら大変なことになることを学びました。

■安定したサービス提供のために、サーバーのフルクラウド化にチャレンジ
現在は、WEBサービス全体のサーバー環境構築や環境改善を行っています。さまざまなアプリケーションがストレスなく動くのも、サーバーの基盤が安定していることが前提です。その根底の部分をまかせてもらえることに、やりがいを感じています。
スターツ出版のコンテンツは自社開発なので、変更や改善について、外部連絡などの工程がなく、スピーディに意思決定できることが強みです。一方で、レガシーといわれる古い仕組みが積み重なった部分も多く、新しい技術をすぐに取り入れられないこともあります。そのため、大きな改善には準備が必要で、エンジニアの責任も大きくなっていきます。
いま仕掛けているのは、オズモールサーバーのフルクラウド化です。オズモールの利用者が年々増加するにつれ、サーバーにかかる負荷も莫大なものになっています。より安定したサービスを提供するために、クラウド化は非常に重要かつ、積年の課題でした。この取り組みによって、オズモールの進化に貢献できると思うと、ワクワクします。
エンジニアというと、ひとり黙々とPCに向かってプログラムを書くイメージがありますが、今の職場はチームで業務を行うため、コミュニケーションが必須。自分が何かを作りたくて、そのため努力を惜しまない人はぜひスターツ出版を受けてほしいと思います。

研修中、オズモールのレストラン予約の掲載店舗に訪問、BARのコラム記事を書かせてもらったことがあります。オズモールでは、メンバーが何か企画を持ち寄り、実現可能であれば実行する風土があります。エンジニアが記事を書くことは、通常あまりないと思いますが、どんな目線で店舗紹介をするべきかというトレーニングになりました。

■ある日のスケジュール

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