広告営業

日本各地のまだ知られていない魅力を掘り起こし、発信する

2022年中途入社 ブランドソリューション事業部 アカウントグループ

■深いコミュニケーションを生み出すソリューション提案を意識
地方自治体や大手企業に対して、『オズマガジン』や『メトロミニッツ』などの自社メディアを活用したソリューション提案を行っています。タイアップ記事はもちろん、SNSを利用した広報活動、そこに読者参加型の体験イベントを組み合わせるなど、深いコミュニケーションを生み出せる提案を心がけています。とくに印象深い仕事は、2023年度に千葉県木更津市から受託した「木更津マガジン」の制作。木更津市の魅力を伝えることを目的とした広報誌で、公募で集まった「市民ライター」といっしょに、誌面制作を行う提案でした。

■「市民が作るガイドブック」の制作で、市民ライターと伴走
木更津を愛する市民が作るガイドブックというコンセプトはよくても、実際に編集経験がない方々が制作するためにはクオリティコントロールが必要でした。そのため『メトロミニッツ』など、スターツ出版の雑誌制作のノウハウを活かし、企画、デザイン、写真撮影のノウハウまで、全6回にわたる「編集講座」を開講。半年以上の時間をかけて一冊の誌面を丁寧に作り上げていきました。市民ライターだからこその企画も数多く生まれ「家族とすごせる室内スポット」「木更津たぬき伝説」など、ユニークな企画も満載。グルメスポットの紹介ではいわゆる有名店ではなく、ライターの方が祖母の代から通い詰めていた創業50年になる洋菓子店の素朴なお菓子を紹介。記事を見て来店した人が増えたということも聞きました。地域の人たちが大事にしている、でも多くの人には知られていない魅力を新たに発信できたと思っています。私自身も、営業という立場で市民の方々といっしょに編集スキルを学び、冊子づくりを行っていく貴重な体験ができました。
ガイドブックは市民の方からも大変好評で、2024年度も引き続き制作が決定しています。木更津市を改めて好きになってくれる人を一人でも増やしていけたらと思っています。

■まだ知られていない魅力を発信していきたい
大学時代に打ち込んでいたのは、民俗学ゼミでのフィールドワークです。少子高齢化の進む町や村に出向き、文化や風俗、風習といった伝統を調査分析するという取組みで、日本にはまだまだ知られていない魅力があることを知りました。それが今、地方自治体を主なクライアントとする仕事につながっているようにも思います。
スターツ出版へは中途入社で、前職は旅行会社。自治体へのインバウンド誘客に関わる仕事をしていました。もともとオズマガジンをはじめとしたメディアが好きで、より深く地域と関わり、コンテンツを作り世の中に送り出す仕事がしたいと考えて転職しました。
いつかは編集をやりたいという思いがありますが、企画営業という立場でも、編集と同じ視点で仕事に携わることができています。今後はさらに、”コンテンツ作り”の力を磨き、さまざまなクライアントの魅力を発信していきたいと考えています。

木更津市の名産品であるブルーベリーを女の子のイヤリングに見立てた、可愛らしいイラストの表紙が印象的な木更津マガジン。冊子の中面については11名の市民ライターの皆さんが、各々の木更津への思いや愛をたっぷりと詰め込み、半年以上の時間をかけて制作しました。この一冊をおともに街を歩けば、まだ知らない木更津の魅力に出会えること、そして木更津という街を今までよりも身近に感じること間違いなしです!

■ある日のスケジュール

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