ユーザーの期待を裏切らない情報を届けてメディアの価値を上げる
2020年入社 プレミアム予約事業部 コンテンツマーケティンググループ
■クオリティ管理はもちろん、マーケティングの知識が必要なWeb編集の仕事
入社後すぐはOZmallの営業に配属され、2年目にビューティサロンのWeb編集に異動になりました。編集というと、一般的に記事をつくる人というイメージですが、とくにOZmallの編集職は様々な役割があります。店舗紹介の特集記事はもちろん、SEOという検索結果で記事が上位に掲載される施策から、掲載店舗の利用率を上げる企画まで。クオリティ管理だけでなく、マーケティングの知識が必要な仕事です。
入社当時はWeb編集の知識はまったくありませんでしたが、異動してすぐにサロン予約を検索上位にするプロジェクトのリーダーを任されました。知識をインプットしながらディレクションをするのは大変でしたが、先輩方にいちから技術を教わり、9か月で約1400ページもの記事を制作。もちろんひとりではなく、上司、編集、エンジニア、デザイナー、外部のコンサルタントまで、たくさんの人に相談し、何度もスケジュールを立て直しながら形にできたプロジェクトでした。周囲の人たちには色々とご迷惑をおかけしてしまったと思いましたが、「大変だったけれど、目的がはっきりしていたし、連絡をこまめにしてくれたから、チームメンバーがご機嫌でいられたプロジェクトだった」と先輩に言っていただけて、仕事におけるコミュニケーションの重要性を改めて意識することができました。
■読んで終わりではなく、実際に「予約」したくなる記事をつくる
OZmallに掲載する記事は読んで終わりではなく、実際にOZmallの掲載店舗で予約したくなるような内容にこだわっています。たとえばショートボブのプランを紹介する際には、ボブを扱っている店舗を全部出すのではなく、ショートボブの施術が得意な店舗だけを紹介するなど、ユーザーの期待を裏切らないことを意識しました。検索サイトが求める「質の高い記事」と「サロン選びで失敗したくないユーザーの気持ち」を本気で考えて施策を推進した結果、目標通り、検索上位になる記事が増え、かつOZmallらしいおしゃれなページを増やすこともできました。
ビューティサロン予約は、クーポンなどで安く使えるサイトが人気ですが、OZmallは、人気コスメブランドのサンプルつきのプランや、ストレスを癒すヘッドスパのプランなど、ユーザーの気持ちに寄り添う付加価値をつけたプランを提供しているのも特徴です。2024年4月からはビューティ編集からレストラン編集に異動になり、改めてOZmallならではの「特別な体験」を、ひとりでも多くのユーザーに届けたいと思っています。
■思った以上に領域が広いWeb編集の仕事
大学時代は、動画制作に力を注いでいました。学科の紹介動画を任されて「よいものを作るのには何度も作品を見て、何度も直すことが大切」ということを学び、その経験は今の仕事にも活きています。就活では「働く女性を応援するメディアに携わりたい」という思いがあり、「スターツ出版ならやりたいことがなんでもできそうだ」と志望しました。中学生のころから”編集者”という職業に憧れがあり、その仕事についたものの、思った以上に領域が広いことに驚きつつ、やりがいを感じています。編集者としてはまだまだ未熟ですが、OZmallを利用した方の話をユーザーインタビューで聞いたり、店舗の方から直接お話を聞いて「この業務は、世の中の働く人のためになっているんだ」と実感できています。
PL(プロジェクトリーダー)を担当した案件です。左は従来の「ショートボブ」カタログ一覧で、ヘアスタイルの参考にはなるものの予約意欲はあまりわきません。一方、右は施策後の「ショートボブ」特集。雑誌の表紙をイメージしながら“おしゃれ”なデザインに変え、実際にショートボブにしたくて検索した人がサロン選びで失敗しないよう、ショートボブが得意な美容室への誘導を付けています。CVR(クリック数のうち、サロン予約に至った割合)改善にも繋がり、やりがいを持ってできた仕事でした。