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書店営業「出版マーケティング」

書店営業の立場から、文庫の新ジャンル創刊を提案。
行動量の源泉は「読者を喜ばせたい」という思い

 

■少年マンガ編集者をめざし、書店営業を担当
就職活動では、少年マンガの編集者をめざしていました。スターツ出版の他に、教科書を作る出版社とアニメの制作会社から内定をもらっていましたが、そこで働くビジョンが見えず、ちょうど電子コミックに参入しはじめたタイミングだったスターツ出版に将来性を感じました。すぐに編集者になるのは難しいとは思っていましたが、内定者面談で夢を応援してくれたこと、ここだったらいつかは実現できるかもしれないと思えたため、入社を決意しました。
配属は、出版マーケティンググループ。入社当時は「販売部」という名称で、主な業務は書店への営業です。書店の立地や購買層を分析し、データをもとに本の注文を受け、拡販のためのピーアールも行います。ただしスターツ出版の場合は、編集が作った本をただ売るだけではありません。編集部とともに、売れる本について議論し、新しいジャンルを立ち上げるチャレンジもできます。


■編集担当に働きかけ、「異世界ファンタジー」を創刊
2018年、当時担当していた「ベリーズ文庫」という女性向け恋愛小説レーベルで、「異世界ファンタジー」という新ジャンルを立ち上げました。自分としては「このジャンルは売れる」という強い思いがありましたが、編集担当と意見が合わない部分も多く、そのため他社を徹底的にマーケティングしました。約5日で他社作品30冊を読み、売れ筋作品のPOSデータや、異世界系が好きな読者が何を読んでいるかという併読率を調査。書店にも聞き込みを行い、編集会議でデータをもとにプレゼンし、熱意を伝えたところ、メンバーの気持ちを動かすことができたのです。その後は編集チーム全員で、他社の売れ筋の文庫を読み、何が売れる要因で、売れない作品はなぜ売れなかったのか、徹底的に検証、独自マーケティングも行いました。創刊にあたっては、サイン本やPOP、特典ペーパーをつけるなどのさまざまな施策を行った結果、創刊作品は重版を重ね、シリーズとしてコミカライズするまでに至り、「異世界ファンタジー」は人気ジャンルに成長しました。


■がむしゃらに行動し続けたことが数字につながり、読者に届く
こうまとめると、順調に仕事をしてきたように思われますが、つらいことも多々ありました。新ジャンルを立ち上げる前、担当レーベルの部数が伸び悩んだ時は、とにかく行動あるのみでした。読者にもっとも近いのは書店さんなので、有名書店員さんに聞き込みに行き、売れているお店での展示方法や、施策についてのアドバイスをあおぎました。仮説検証を繰り返し、うまくいった施策を全国に展開するなど、できることをがむしゃらに行動し続け、それが数字につながり、読者に届くという実感がもてた時は、うれしかったですね。こうした自分の経験から、スターツ出版には、挑戦する気持ちが強い人が向いていると思います。読者を喜ばせたいという気持ちがあり、それが自分もうれしいと感じられる人には、うってつけの職場だと思います。
大手出版社を超える少年マンガのヒット作を生み出すという夢は持ち続けています。今は、書籍にかかわる読者、作家、編集や私たち書店営業の思いを大切に、仕事をしています。

「異世界ファンタジー」で最初に手掛けた「しあわせ食堂の異世界ご飯」。人気シリーズとなり、コミカライズもしています。今でも、他社で売れている設定は、編集会議で「どんどん取り入れましょう」と言い続けています。「溺愛」がほとんどだったベリーズ文庫に「子育て」という設定を取り入れたり、「アンソロジー」形式での書籍化を進めたことで、「売れるジャンル」を発掘できたと思っています。

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